おすん

ロボコップのおすんのネタバレレビュー・内容・結末

ロボコップ(2014年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「なんか昔観て面白かった記憶のあるロボコップのリブート版」みたいなふんわりした感じで映画館に観に行った時は「なんじゃこりゃ」みたいな感想だったけれど、
改めて初代ロボコップを見返してから鑑賞すると、アメリカの現状を皮肉るブラックジョークをメインテーマに、派手なアクション、グロテスクな表現、マーフィーの扱いをめぐる葛藤……と、しっかりと初代をリスペクトして、「リブート」していることがわかります。

賛否両論あったボディの色も、所詮企業の戦闘ロボットでしかないということをあらわす、記号として社長のひと声で決まったブラックカラーで、
最後に正義の警察官として自分を取り戻し、初代カラーのシルバーになる。
そういう意味では、ここからスタートする映画だったのかもしれません。
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