あゆぞう

捨てがたき人々のあゆぞうのレビュー・感想・評価

捨てがたき人々(2012年製作の映画)
4.0
物語を象徴するように、地鳴りのようなフェリーの重低音で始まる

冒頭から独特の作品世界に引きずり込まれる

過去、痣、酒、タバコ、性、宗教、死、生、愛、暴力、血、憎悪

重い

原作ジョージ秋山、エンディングテーマは監督夫人でもある榊(橘)いずみ

重い

地方の島の設定ということがやや非現実な寓話的に描かれるエピソードにリアリティを吹き込み、テーマを浮き彫りにしている

大森南朋のゲスさが出色の出来

地方都市で部屋探しをした時の期待と不安、旅先の居酒屋での緊張感、バキュームカー…いろいろ思い出した
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