サウジアラビア🇸🇦は保守的思想の影響による娯楽規制で映画館はなく、当然映画撮影は禁止の国。
しかし、サウジアラビア出身の女性監督ハイファ・アル＝マンスールの強い意志により脚本と監督をこなし、ドイツ人の撮影スタッフと組んで製作された。当然、サウジの国内上映はないものの、女性への変革向上を目指しての世界発信は素晴らしい👏
女性は公的場面から完全排除❗️
女性による車の運転禁止❗️
近親者男性同行以外は外出禁止❗️
外出時はヒジャーブ🧕🏻必着❗️
就労の厳しい制限❗️
一夫多妻制❗️
女性の性的自由制限❗️
婚外交渉は殆ど死罪❗️
少々羅列しただけでも怯んでしまう国😨
このドラマの主人公は前向きに生きる10歳の明るい少女。その日常を描きながら、将来に向けて女性の意識向上の願いが込められている🌟
無邪気なおてんば娘のワジダは幼馴染の少年と自転車競争をしたくて仕方ない。頭の回転が良く悪知恵も働き、少しづつ小銭を貯めている。とにかく自由意思が強く、厳しい制限もどこ吹く風で、制服の下はジーンズとスニーカー、ヒジャーブも被らず登校し、厳しい校長先生に目を付けられている。
一方、母親はイスラムの教えを守り、たまにしか帰宅しない夫に気を遣いまるで女中のよう。
ワジダには男性に聞こえる様な大声を出してはダメと諭したり、一緒に祈りを捧げたり、コーランの誦唱を教えたりするが、男の子に恵まれないため、夫が第二夫人を迎えることになり心が揺れ動いている。そんな母親の気持ちを察し、優しい声掛けをするワジダ。
そんな中、まだ遊びたい盛。少年と周りを気にせず一緒に連んでいてお互いに意識している。そして彼から「将来は結婚しよう💞」と言われている。
校内の"コーラン誦唱発表会"の優勝金で自転車を購入しようと練習に励み優勝もするが...
母からプレゼントされた自転車🚲に乗り、2人で競争し、振り向いて「追っかけて❗️」と前を向いて自転車を漕ぐ🚴♀️決して男の前に女がいることはあり得ないのに...💫
ラストはとても爽やかな風が吹きました✨💫✨
