AR2

少女は自転車にのってのAR2のレビュー・感想・評価

少女は自転車にのって(2012年製作の映画)
4.0
イスラームやサウジアラビアに関する前知識がさしてない状態で鑑賞。その辺のことをもっと知りたいと思えた。
主人公の少女ワジダももちろん印象的だけど、その母親が陰の主人公な気がした。現代のアラブ女性の多様な生き方や可能性を見せてくれる映画のように思えた。少女ワジダが単に自転車に乗りたいのではなく、少年と競争したい=対等な立場でいたい、というところがポイントなのかな、とも。
少女がクルアーンを朗唱するのをこの映画ではじめて耳にしたけどその響きになんだか不思議と涙が出そうになった。
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