インターポールの捜査官ロンは世界で暗躍するマダム・ローズ率いる凶悪犯罪組織の麻薬取引を摘発した事で恨みを買い、家族を殺され娘も誘拐されてしまう。一命を取り留めたロンは娘を探すが行方を掴めない。そして１５年が経ったある日、マダム・ローズの元で洗脳され殺人マシーンとなった娘がロンの前に現れる。香港製作のアクション映画。
ジャケット写真にある森下千里似のジェニファー・ツェーのキャットスーツ姿を楽しみに観たのに無いってのは詐欺じゃないか( ´△｀)全体的に悪い意味で古臭い、良い意味で古き良き香港映画という雰囲気。皆さん人工的な改造の匂いが漂いますが色々なタイプの美女が見れて目の保養にはなります。
サモハン主演だと思って観ると残念な結果になると思います。サモハンは共演で主演はあくまでもジェニファー・ツェーで後は女性達がメイン。アクションシーン、格闘アクションシーンなかなかの迫力。女性ならではのしなやかさを生かしたアクションも良い。軽いノリの映画かと思いきやグロいシーンも結構あるので苦手な方は注意かも知れません。
国際的な犯罪組織のボスなのに捜査官が生きていた事を知らないとか、ストーリーはツッコミ所満載で終始に渡って強引。アクション映画としては個人的には悪くはないと思うけどチープな作りが足を引っ張っているなという印象。ストーリーよりアクションだったり美人さん達だったりサモハンだったりと、違う所に焦点を置かないと楽しめない映画かなと思います。
