17歳でThe Beatlesのファンから秘書になったフリーダ・ケリーの物語
■ABOUT
1961年、リヴァプール。17歳のフリーダは同僚に連れられてキャヴァーン・クラブへ出かけ、ステージで演奏する革ジャンの4人組、ザ・ビートルズの音楽に衝撃を受けた。何度もクラブに通いメンバーとも次第に親しくなっていくうち、ある日バンドマネージャ―のブライアンから秘書として勧誘される。オフィスに顔を出すメンバーたちはマネージャーに会う前にフリーダとおしゃべりするのが日課だった。やがてファンクラブの運営も任され、バンドはフリーダの想像を遥かに超える速度でビッグになっていった―。(iTunesのプレビューより抜粋)
■NOTES
当然のことながら、映画のBGMにはビートルズのナンバーが必要だ。ライアンはビートルズの曲を27曲使って編集を完成させ、曲の使用許諾を求めて著作権を管理するアップル・レコードのCEOに会いに行くことになる。奇しくもミーティングの1時間前、ライアンが手にしたニューヨーク・タイムズ紙には米国の人気ドラマ『マッドメン』の中でビートルズの「Tomorrow Never Knows」の一部を使うために25万ドルを支払ったという記事が載っていた。“25万ドルだって?この映画の予算より高いじゃないか!でも、ビビってなるものかと会談に臨んで、27曲使いたいという話をした。大笑いされたよ。ビートルズのメンバーが出てない映画にビートルズの楽曲を使うということだけでも前例のないことなのに、それが27曲なんだからね。それで4曲に絞られて、25万ドルなんかじゃない、そこそこリーズナブルな金額を支払うことになったんだけど、残る23曲を差し替えなくちゃならなくなった”
(「ビートルズの光と影──。映画『愛しのフリーダ』監督インタビュー」『Stereo Sound Online』2013-11-29、http://www.stereosound.co.jp/review/article/2013/11/29/26727.html より抜粋)
__映画の中でもメンバーだけでなく、メンバーの家族と親密になったことが描かれていますね。
フリーダ そう、そのことも話さない理由として大きかったわ。仕事でありながら関わっている人たちは皆、家族だったの。メンバーの家族とあれだけ親密だったのは私しかいなかったと思うわ。
__フリーダさんの性格の成せることだったんでしょうね。
フリーダ:うーん、はっきり分からないけど皆いい人だったのは確かね。映画でも描かれているけど、ジョージ(・ハリソン)の家族とは本当に良くしてもらったわ。
(わたなべりんたろう「フリーダ・ケリー-映画『愛しのフリーダ』について」『INTRO』https://intro.ne.jp/contents/2014/01/27_2050.html より抜粋)
■THOUGHTS
そうなんだよ。ビートルズって活動期間が10年なんだよ。
冒頭、フリーダが写ってる写真をバックに「I Saw Her Standing There」が流れるから“Her = Freda”なのかなと思った(実際は違う)。
「予測できたと思う?」できない笑
屋根裏はお宝ばっかだな。
Loyalty
ラストの「I Will」いいね
エンドロールでは、リンゴからフリーダの孫へのメッセージ映像が流れた。