イガラー

ほとりの朔子のイガラーのレビュー・感想・評価

ほとりの朔子(2013年製作の映画)
4.2
良い!これはひと夏のヴァカンス映画であり、まるでロメールだ
ロメールの映画は喜劇的に捉えているがこれは喜劇でもなく悲劇でもなく、真摯にありのままに捉えている。喫茶店を出て行った道での朔子ひとりのショットなどは切なくて素晴らしい、このように非劇的だが人間の業の本質を見つめるような物語、カットが軸になっている、ちょっとしたリアリズムの怖さみたいなものを感じた
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