たむランボー怒りの脱出

ほとりの朔子のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

ほとりの朔子(2013年製作の映画)
4.8
二階堂ふみの佇まい。鶴田真由と並んで歩くカットを重ねていくあたりは完全にエリック・ロメールの手法。しかし次第にロメールとは別の何かに変化していく様子が不気味かつスリリング。

深田晃司は一作ごとに作風が変化していくのが面白いけど、通低しているのは共同体(未満)の不気味さを撮る点だろうか。