真相は闇の中なケネディ大統領の暗殺事件．
暗殺された大統領とその容疑者として逮捕され，2日後に射殺されてしまったリー・ハーヴェイ・オズワルド．
本作はオズワルドの家族にスポットライトを当てている．だから「真実の4日間」というサブタイトルにしているのかも．どこまで真実なのかは知らんけど．
私はオズワルドの兄 ロバートに感情移入しながら観た．混乱しているがやるべきことをやり，必要な助けを求める．ある種の彼の誠実さが，周りの人たちの心に伝わったのかな，と思う．
関わった多くの人たちのその後に大きな影響を与えた事件．
大統領に敬意を表し慕っている人たちと，事務的に事を進めようとする人たちの違いが所作で分かる演出もなかなかよい．
大好きなトム・ハンクスが製作に関わっていることをエンドロールで知る．
