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アデル、ブルーは熱い色のne22coのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.8
自分とは違う人間と愛しあうことで拡がる、新しく光り輝く世界に生きる日々。その愛が相互のものでなくなり、無くなった存在を埋められず、唯々辛く苦しい日々。どちらも私の人生にかえがえのないものだったんだよと強く優しく囁いてくれるような作品に救われた。アデルの訴えかけるような切なすぎる眼差しと、のみ込み伝えることが出来ない言葉、感情の抑制と爆発、勝手に溢れ出す涙にあまりに強く心を揺さぶられてエンドロール中も涙が止まらず、立ち上がれなかった。。。あんな劇場体験はもうしないきがする。
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