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アデル、ブルーは熱い色のRollsのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.0
絶対好きな映画〜
と思い勿体ぶって観ていなかった作品。
3時間もあるし、、

と思っていましたが濃密な3時間。
180分に及ぶ必要性も感じました。
どの場面も美しいからそう思えるのかな。

アデルのボッサボサの髪。貪るような食べ方。長ーいラブシーンにおいても。
かなり際どい映像の筈なのに物凄く美しい。よくあるいやらしさとか気まずさは無く、女性ってこんなにも美しい物体なのかと思わせる。
青が象徴的な映画だけどどの青も違った色に見える。特に初めてアデルがすれ違ったエマの青髮は魅力的。あの視線。透き通るような肌、青い瞳。レアセドゥってこんな顔だったんだ。
ほぼノーメイクの2人が魅せる豊かな表情の数々もとても魅力的だ。それに伴って出てきたような自然な台詞。
鑑賞後どれも抽象的な思い出になっているのが、とても現実味を帯びている。
そしてボロネーゼを食べる。
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