ぜんじろ

アデル、ブルーは熱い色のぜんじろのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.4
感想文です。
描写が綺麗すぎて、うわここめっちゃ好きだーってのが50回くらいありました。カットの長さも絶妙で好きです。小説読んでんのかな思うくらいアデルの心情、繊細さがめちゃくちゃ伝わってきます。theフランス映画って感じです。

セックスのシーン長えなって突っ込みたくなりますが、そんなことも忘れるくらいアデルの人間らしさに引き込まれます。エマと一緒にいれるだけでいいってのが、まじかーだから浮気すんだよって思いましたが、悲しんで考えて成長しようとしてるアデルも素敵です。最後、青いドレスを着てタバコを吸って帰るシーンも好きです。レアセドゥが主演ってのもありますが、midnight in Paris のパリの雨の中を帰るシーンぐらい好きです。

この映画特有のことではありませんが、、夢とか想いとかその時の気持ちとかを素直に共有できるのは文化なのか、綺麗に映してるだけなのかはわかりませんが、イケてるなー、謙虚って言葉を勘違いしがちだなと、海外映画を見るたびに思いますが特に思いました。

ありがとうございました。
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