カプカ

魔女の宅急便のカプカのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(2014年製作の映画)
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原作エピソードを取り入れながら作られていますが、キキの内面の問題ではなく、町の人から誤解で恐れられる魔女が信頼を勝ち取るため頑張る優しさに包まれてないハードな話で、ジブリ版が好きな人には合わない内容や世界観的に変な所はありますがこれはこれでわりと好きです。

原作で重要なキキ自身が魔女になるのを選んだ所を入れたり、とんぼさんを一緒に成長する人物と改変したのは面白いと思うし、CGや大きな時計塔がある街は予算的に無理なのもわかるけど
原作を暗い方向に解釈したり新井浩文のチンピラっぷりやクライマックスの歌とか色々すごいw

実写のとんぼさん嫌なやつすぎるって言われるけど
原作の方は初対面でキキのほうき盗んで折ったり、夏休みに合うと約束無視してキキのいる街に一切帰らないで山籠もりをして虫の話の手紙を送り続けたりしてたので、個人的には原作の方のとんぼさんも大概だと思うw
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