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魔女の宅急便のSEIJISANのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(2014年製作の映画)
1.5
原作未読。宮崎駿監督作品のアニメーションは何度も観てます。そして本作は実写版。僕は何年か前に小豆島へ旅行へ行った事があり、その時に「映画のロケ地はココ!」といった案内看板が幾つか出ていて、その時は本作を観ていなくて「へぇ〜、ここがそうなのか〜」と思いながら、箒で空を飛んでいる様な写真が撮れる観光スポットで、おじさんは箒にまたがり「空飛ぶ魔おじさん」の写真を撮って喜んでました。そして本作。確かに訪れたあんな場所、こんな場所が画面に登場する度に「ここ、行ったなぁ!」と嬉しかったです。特にパン屋さんの建物は中に入ってオシャレ雑貨ショッピングを楽しんだので、思い入れも深いです。...で、本作の感想は...「30分が1時間に感じる」出来栄えでした。致命的なのはキキが訪れた街の人で、あのトンボも含めて感情の起伏が激し過ぎてサイコパスに見える瞬間があります。おかしいな?児童文学が原作の筈なのに...。あと、ストーリーが場当たり的で2時間の映画として観ると苦痛。良かったところは箒で自然と空へ飛んでいく特撮は良く出来ていて楽しかったです。それ以外は「終わるのを待ち焦がれる作品」でした。残念です。
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