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土竜の唄 潜入捜査官 REIJIのINOKEEEのネタバレレビュー・内容・結末

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

【すんごいタッグだけど...】

三池崇史×宮藤官九郎のコンビということ、大ヒットしていたことで結構期待していたいたが、結構期待はずれ。

内容、役者さんたちはかなり魅力的だった。レイジの上司にあたる警官と、厚生労働省幹部を演じていた、遠藤さん、吹越さんらの演技力はやっぱりいいね。

吹越さんは銀の匙では八軒の父親役でもの静かでありながら怖い父親を演じていた。

その他にも彼といえば、やはり冷たい熱帯魚の主人公の印象が強いが…。

本作のふざけた上司役もかなり面白かった。歌のシーンはあまりいじらずに現場のまま使っているのは良かった。

後は、オラウータンのくだりも結構クドカンっぽくてよかったが、何よりも残念なのは、歌舞伎町などの現場で撮影がやはりできなかっとのかなーという点。

ネオンの光を印象的に使い、歌舞伎町を表現していたが、それが作品を安く見せているように思った。別に、飛行機が飛ぶシーンや、足が機会になってしまうシーンをCGで表現するのは問題ない。

コメディである訳だし、ある程度ぶっ飛んだ演出は受け入れられるが、歌舞伎町は現場で撮った方が絶対に良かった。

最後の終わり方。大阪に行き新しい戦いが始まるぞ、という展開は今後、ドラマに展開する匂いがいいと思う。海猿みたいに映画→ドラマ→映画みたいなメディア展開をしていくのもいいのではないか。
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