このレビューはネタバレを含みます
ちょっと電波なヒナタ少年と、少年が思いを寄せるシグレちゃんとの恋と妄想を描いた短編アニメーション。
映像は美しい。色彩は淡く、人物の線は柔らかく、ポップでかわいらしい印象を与えている。
電車を追いかけるシーン等、作画もかなりの頑張りが見られる。疾走感の表現にはかなり光ったものが感じられた。
しかし、短編なので致し方ないところもあるのたろうが、どうも脚本とキャラ付けがうまくなかった。
特に主人公であるヒナタ少年がかなりのキモさを誇っていて、好きになれなかったのは残念である。
妄想に毒された変態ストーカーと言っていいキャラで、大人だったら即捕まるレベルだった。