TOHOシネマズにて
宝塚でも「うたかたの恋」という名前で公演されているルドルフとマリーの物語。オードリー・ヘップバーンと夫のメル・ファーラーで作られた日本未公開作品が限定公開されていたので観に行った。
画質は確かに良くなくてモノクロであったし、セットも豪華ではなく、本当に昔のドラマなのは間違いないのに、非常に「感情の流れがわかりやすい」。ベタと言えばベタ、身分の違い、葛藤、そういうものが盛り込まれていて、素直に感動した。古いのに古臭くなかった。
今の映画はセットやCGやそういうもので驚く事が多いけど、物語で心が揺れる作品に巡り合う事が少なくなっているような気がしていた。この作品見てると「ドラマ」が感動を与えるという根本的なところを突きつけられてる気がした。
