(記録用)2020-92
タイムラインで見て設定が面白そうだったので観賞。
北朝鮮の工作員が演じる偽装家族が、隣に住む韓国人家族と交流したことから、本音をぶちまけ本当の家族のようになっていく様子が丁寧に描かれ見応えある作品でした。
また、両家族の対比が楽しくコメディ色が強い前半から、リアルで悲劇的な後半へと続く展開はバランスが絶妙で、物語にグッと引き込まれます。
終盤、工作員達の感情が爆発した船上のシーンは、切なくて悲しくて胸を打たれました。
家族といる幸せ、自由に生きる幸せ…当たり前と思っていたことに幸せを感じる良作です。
