『テネット』熱で再鑑賞! 改めて観て、現状、ノーラン作品の中で『インセプション』が一番好きだなと思いました!
何階層にもなる「夢」を深く深く潜っていく内容に、初めて観たときは混乱したけど、『テネット』を観るとだいぶわかりやすいと感じます(笑)
夢の階層ごとに、公道やホテルや廊下と、舞台が変わって見た目が異なるので、同時進行しているとはいえ区別が付きやすい。
ミッション開始となるまでの仲間集めの1時間の中で、台詞でもビジュアルでも、結構丁寧に設定を解説してくれているんですよね。
しっかり説明したのち、ヨーイドン!で一気に夢に潜って、そこからの残り1時間半がもう怒涛の緊迫感と迫力の連続!
初見じゃないことはあると思うけど、難解と思うよりも「面白ぇ!!」って感じでエンディングまでアッという間でした。
もう何階層か潜ってくれても面白いのに、と思ってしまったくらいです。
結局思うのは、『インセプション』があってこそ、さらなる発展系として『インターステラー』や『テネット』があるのかな、ということ。
『ダークナイト』が成功したのち、オリジナル作品として、莫大な予算も使ったうえで創造性を思う存分発揮させたら、こんなスゴい映画が出来た。
クリストファー・ノーランの作家性を確固たるものにしたのが、この『インセプション』だということは、今後も評価として変わらないと思います。
ちなみに、ブルーレイ特典で付いてたコマ、ときどきクルクル回しながら現実逃避してたんだけど、気づいたらどこか行っちゃったな…。勿体ないことしてしまった(^^;