すばる

インセプションのすばるのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.8
もはや若き巨匠といって差し支えないノーラン監督の作品。設定は小難しいものの、あまり深く考えなければ極上の映像と胸に染みるストーリーを味わうことができる。二回目以降はそれまで謎だった細部の意味がひとつひとつわかっていき、新たな感動を味わうことができる。解釈の分かれるラストシーンは秀逸。僕は、もはや何が現実で何が現実でないかということに拘るのをやめ、目の前に広がる世界を愛するようになったということだと感じた。
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