120分を越える映画はあんまり好きじゃなくて避けてました。でも、長さは感じず、面白かったです。
逆にオリジナルのストーリーをよく150分以内に収めたな、とも思った。
うん、面白かったけど。夢の中の夢なんてありきたりだし、ひねりも全くなく終わる。
で？それだけ？と感じてしまった。
あのシーンとかあのシーンとかCGでないならすごいと思うけど、でも金さえあれば、そう難しいことではないのではないか？
もちろんフィルム独特の映像の質は好きだし、リアルが役者の演技を引き出すことを考えると、デジタルより優れた点はあると思う。
でも、実際観客は、現実離れした映像を見たらCGかなと思うし、良い役者は背景がブルーでもグリーンでも良い演技をする。
現代人が現代の映画を観る時、フィルム撮影かデジタル撮影かなんて、そこまで重要じゃない気がするんだよなぁ。どっちでも良いものは良い。
渡辺謙。普段は苦手なんだけど、英語だと気にならないというか、妙な安心感があった。
