1965年からインドネシアで起こった共産主義者に対する大量虐殺を、50年後に当事者に殺戮を演じさせるという、何とも恐ろしいドキュメント映画です。
およそ1000人以上殺害した主人公の口からは様々な殺害方法が語られ、嬉々として実演していきます。笑顔で、しかも誇らしく殺戮について語る主人公の顔を私は、直視することができませんでした。
正直言って私自身世界史に疎く、この大量虐殺を知らなかったため、深く映画に入り込んではいけませんでした。
それでもラストシーンからは強いインパクトを受けました。
嗚咽する主人公は、いったい何を吐き出そうとしていたのでしょうか。
続編も必ず見ます。