北村一輝の所作や表情、佇まいは満点です
ともすればマイナスにとられがちな三白眼、泣いていようが笑っていようが不機嫌そうに見える面立ち、誰もがブレーキをかける場面でアクセルを踏み込むような狂気を宿した彼の魅力を存分に引き出した作品ですし、返り血で真っ赤に染まった北村一輝はただただ美しいと、そして芸術的ですらあると思います
強いて問題点を挙げるとすれば、そもそも面白くないこと笑
自分の領域で自分の支配で犯した殺人が芸術的なのは当然として、それ以外の不測の事態に弱すぎませんかね？特にギャルにボコボコにされるところ
そこまではまあ楽しめていましたが、あそこから急に転落してしまいました、私には速すぎたようです
そんな見かたしかできなかったものですから終盤の自宅パートも盛り上がるどころか盛り下がり、インドネシアパートはそもそもからバッサリ切ってほしかったとすら思いました
というかアレなんだったん？
