サイコサスペンスというか、サイコホラーというか！このジャンルの中では邦画とは思えない出来栄え！というか監督脚本がどちらも外人だから洋画になるんかな？
死体を硫酸で溶かすシーンは、直接映してはないけど、浴槽のふちにドロドロの赤黒い液体がへばりついてるのは中々でした！
グロさというよりもエグさ！
北村一輝がいい感じに気持ち悪くてかっこよくてやりきってたな〜めちゃよかった！
なんで日本とインドネシアなのかはちょっと意味不明で、ジャカルタの彼との関係はよく分からないけど、まあすべてはサイコパスっぽい突発的な思考ってことで片付けといたらいいかな、と。
役者陣が熱演でした。北村一輝はもちろんのこと、ジャカルタの彼もすごかった。
ジャカルタの彼は本業がラッパーって書いてて余計びっくり。俳優への挑戦大成功やん。
めちゃ恐ろしいサイコパス北村一輝が、用意周到、冷戦沈着で、淡々と愉しみながら猟奇殺人を繰り返すシーンもあれば、
一度動揺してしまうと精神の脆さが出てきて急に弱気になるし、わりと杜撰な計画で行動したりもするし、けっこうヘマするし。警官の後ろでわちゃわちゃしてるシーンは思わず笑いそうになりました。おもしろかった。
北村一輝のストーリーだけだとただの殺人映画になりそうですが、ジャカルタ側のストーリーがまあまあ重くて。よくある展開ではあるけど、映画としての雰囲気を壊さず、ちゃんとオチたなあと感じました。
北村一輝の最後のセリフが好きだな〜
