「会社のためでも できないことは?」
本作、邦題からてっきり2009年の『エグザム』の続編かと思ったら全然違った。そもそも製作国も違うし(『エグザム』はイギリス、本作はアメリカ)。突飛な入社試験をテーマにしたスリラーという点は似てはいるものの、全くの別物。
何をしているのかよくわからない謎の大企業の最終面接までこぎつけた5人の男女が、密室に監禁される。やがて、その部屋から生きて出られるのはたった一人であり、その者が新入社員として採用されるというとを知る。
5人の男女はそれぞれ違った性格で、それが原因で衝突やら何やらが引き起こされ、一人、また一人と死んで行き……といった感じの流れなのだが、たいして緊迫感もなく、ワンシチュエーションというよりはワンパターンなので90分の尺にしては長く感じた。ラストもそりゃないだろという感じだったなあ。
関係ないけど、ジェームスがどうしてもおぎやはぎの小木に見えて仕方がなかった。