夢物語。他人の夢の話にしては、絵コンテからキャスティングまでの映画制作のプロセスの話はおもしろい。
いろいろと誇張してたり、記憶が経年劣化してることがしっかりわかるから、おじいちゃんの持ちネタとして、サイコロ回してホドロフスキーの目が出たくらいの軽い感じで、話半分で観れることがいい。
そんな感じで、夢を見すぎて、現実を見てないことがあなたが監督することにゴーサインが出なかった理由でしょう。
それなのに、後世に数々の影響を与えた幻の私の功績を讃えてくれって。。。せめてその作品を世に出してから言ってくれ。
アイデアなんてのは、人間の考えることなんだから遅かれ早かれでるんだよ。早くやったからレジェンドになれるわけで、やってないのにガタガタ言うんじゃないよ。と思ったり。
ディビッドリンチのDUNEをみて元気になったと語るホドロフスキーの笑顔がこのドキュメンタリーのハイライトなわけで、2021年版DUNEがつくられた今、その新作の感想も収録してくれないとなんだか物足りないじゃない。。。