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ホドロフスキーのDUNEのKのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
4.0
「私は12時間の映画を作る」

1500万ドルという予算と上映時間で、映画会社と折り合いが付かず、制作中止になった。ホドロフスキーは落ち込んだ。2週間引き篭もるほどに。

後任にデヴィッド・リンチが監督することになった。さらにショックを受ける、彼なら成功させるからだ。あの映画を作れる唯一の監督だ、とホドロフスキーは語る。

ショックで死にそうになりながらも、デヴィッド・リンチの『DUNE』を観に行った。映画が始まった時には泣き出しそうだったという。しかし、観てる間にだんだん元気が出てきた。あまりのひどさに嬉しくなった。

「大失敗だ」と叫んだときのホドロフスキーの顔がたまらなく良かった。

“才能のあるリンチがこんな駄作を作るはずがない。製作者のせいだ”

大好きなシーン。ここだけで幸せになれる。
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