さとう塩

トスカーナの休日のさとう塩のレビュー・感想・評価

トスカーナの休日(2003年製作の映画)
4.0
家族とは何か、を考えさせてくれる映画だった。
離婚して傷心旅行。異国の地トスカーナで由緒あるボロボロの家を衝動買い。何とかまともに住めるように改修工事を開始。そこから、その家を中心として言語、人種を超えて個性豊かな人達との交流が始まっていく。最初の流れがシンプルでとても入りやすい。
「列車が走るずっと前に線路だけが作られたんです。いつか列車が通るのを信じて。」作中で、アルプス山中の険しい峠にウィーンとベニスを結ぶ鉄道が敷かれたという話が、色んな解釈が出来るので特に印象に残った。
さとう塩

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