このレビューはネタバレを含みます
下層階級で田舎暮らしの思春期の男の子が、親の不仲をきっかけに愛とは何かという事を無意識的に感じ始め、偶然出会った逃亡犯の信じる愛が本物で正義であると信じたいが為に手助けをし、その過程で歳上の女の子との失恋や、スナイパーやってた隣人のおじさんの一途な一面を知ったりと、色んな愛を経験する青春ドラマ
逃亡犯に殺された男の一族がギャングで、彼らも家族を殺された仕返しとして、手繋ぎながら復讐を誓う場面もある意味家族への愛の現れだし、逃亡犯とスナイパーのおっさんも家族じゃないけどなんらかの絆で結ばれてて一緒に逃げたり、そういった目に見えないものをうまく題材にしてシーンに映してる
あんなアメリカのど田舎の川沿いで暮してる人達って人との助け合いとかが一般的だし、何もやることがない分人とのそういう繋がりがよりセンシティブになるのかなと思った
