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郵便屋のGijoeGoのレビュー・感想・評価

郵便屋(1995年製作の映画)
4.1
カリギュラ、背徳小説からの郵便屋。、
いわゆる投稿写真や体験談を元にしたストーリーを監督自ら出演して映像化したオムニバスストーリー。

色んな登場人物にさまざまなストーリーで観る分には非常に楽しめた。
シチュエーション毎にセットや役者が出てくるのでリッチ感がある。
その都度エロい事が行われるし違ったタイプの女優の裸が美しくもありエロティック。
映画なので映像が素晴らしい、セットやロケーションもリッチで絵作りがちゃんとしてる。ただ抜く為のAVと違い裸の見せ方にも芸術性が垣間見える。モロ見せのシーンもあるがボカシで全く見えない。

明るい日中のビーチで相互鑑賞の青姦や誰もいない闘技場で向かい合った日本人男性にお股を見せつける露出狂女、乱交パーティーにイヤイヤながらも本心ではワクワクがたまらない女、賭けで負けて借金のカタに旦那に売られる妻などAVにある様な内容だが描き方が日本のソレとは全く違いとにかく明るく前向き。
陽気な気質のイタリア人だからわからないが投稿ビデオの野外露出&放尿のスワッピングカップルの明るく楽しそうな事この上ない。
皆、今をエンジョイしてる感じが映像を通じて伝わって来る。

女性陣の衣装も身体を締め付ける服というよりユルユルで締め付けのない下着の跡をつけない様なフリーダムでセクシーな服ばかり。
性に開放的な登場人物ばかりなので何だか平和的で多幸感溢れるイメージ。音楽もノホホンとしてピース感がアップ。

ラストエピソードの秘書の夢の中にそれまで登場した女性達が一堂に会して楽しそうでよくわからないがハッピーな幕引き。

なので読後感が、あの色素の薄い乳首や大きくて張りのあるお尻が良かったなぁと云うイイ印象ばかりで自分にもそんな事起きないかしらと願うばかり。

もちろん淫靡な日本のAVも大好きなのを付け加えておく。
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