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胸騒ぎの恋人のVolvicinemaのレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
3.6
あのスローモーションの使い方。
アクションでも、サスペンスでもないのに、何故か息を飲んでしまう。

ゲイだろうが、レズだろうが関係ない。
恋愛に潜む儚さや、もどかしさ。
それを恐ろしい程リアルに、グザヴィエドランならではの撮り方で表現。

劇中でてくるヴィンテージの服、インテリア、全てが兎に角お洒落で目立つ。
ティーカップや、砂糖さえも、役者ぐらい目立ってくる。
また音楽もいくつものジャンルがシーン毎に入ってくる。
これまた良いセンス。


最後のシーンが1番好きかな。