このレビューはネタバレを含みます
最後の救いようのない感じ、大好き、思わず笑ってしまった。セリフが少ないのにここまで心情が伝わってくるのは、監督の表情を撮るのがうまいからだな。一見関係なさそうなおしゃれな映像なのに、言いたいことはちゃんと伝わる。最高の映画でした。「私はロランス」より好きだな。 ドランの映画は書き尽くされたテーマで、誰もが経験したことのある痛みや苦しみ、書き尽くされたような題材を扱うけど、焦点の当て方が誰よりも繊細で純粋でその表現方法がオシャレだからあんなにカッコイイ映画になる。