ハッサン

胸騒ぎの恋人のハッサンのレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
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誰かが誰かに対して強烈な好意を抱くとき、その二人の関係の中でお互いを想う気持ちの強さは必ず非対称である。
そして想いの強さに比例して、相手への距離は宇宙ほど遠くなってしまう。
想いを言葉で説明しようとする試みはことごとく失敗するものなので、失意のどん底を味わわされることになる。(そしてそれは誰のせいでもない。)
季節は巡って、絶望の淵に立った人間は立ち直ることが出来るのか・・・?
ーいつの間にか保守的になったあなたにとっても、かつて経験した過去。もしくはこれから起こり得る未来。これは人生の予習・復習だ。(人生の試験に出る!by渡部直己)

最後のパーティーのシーンでComet GainのLove Without Liesが流れた・・・!
Can I borrow part of your life?