・平凡な記憶を記録する手段について
・忘れる人/忘れない人
・星に還るときに感じること
小説が映画になり、こんなに面白くなるのかと興奮しながら観た。特にみさき。小説ではみさきの魅力を感じにくかったが、映画ではみさきに強い信頼感を感じられた。
途中からは「これハッピーアワーやん 」と思っ>>続きを読む
悲しい。生活、仕事、どれをとっても自分に真摯に向き合って、全身全霊でやらなくちゃいけない様な気もするし、本当は無理にやるべきことなんてひとつも無い気もする。虚しい。時間だけが過ぎて、すがるものが無くな>>続きを読む
今の日本で暮らしている自分には、戦争で家族や住居を失う悲しみは想像を絶するけれど、この映画を観て感じたことは生涯大切にしたいと思った。失うものが何もなくなったときに、湧いてくる人間の底力のことや、自分>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何回も観てる。この映画のラストについてたまに考える。
"普通"の人間になろうとどれだけ決意しても、結局情感に流されてインモラルな行動をしてしまう主人公。
"普通"の物語なら、彼女とヨリを戻してハッ>>続きを読む
魂震えた。最高だ・・・。言葉は正しいとは限らないけど、言葉には力がある。「会話は内容が重要じゃない」なんていう人もいるけれど、言葉に霊性が宿ることは大いにあり得る。
思春期の頃、親が自分の話を真剣に聞いていなかった(様に感じた)ことを思い出した。
"自分自身の問題=起きることと、起きるべきことと、どれだけ無関係でいられるか"
なんでもないような顔をして生きて、怒り、悲しみを胸に抱いている。日常的な意味を超えた経験をしてしまった、一部の人の、あるがままの、今の気分。言い尽くされていた。夢から覚めて涙が出た。
こんなに笑えるとは思わなかった。第2部が特に好き。消防士の男がコンテンポラリーダンスを披露し始めてから、部屋を出ることになるまでの、一連の流れが面白すぎた。人と人とが噛み合わないときって本当こういう感>>続きを読む
"もしも間違いに気がつくことがなかったのなら,並行する世界の僕は,どこらへんで暮らしているのかな"