Sayoooo

それでも夜は明けるのSayooooのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
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実話をもとにした作品。
自由黒人だったソロモン・ノーサップがだまされて奴隷として売り飛ばされてから救われるまでの12年間のお話。

見るに耐えない虐待シーンも多いんだけど、その描き方が独特で静かさの中にあったり、生活の中にあるかんじがして恐ろしいんだけど美しくもあり印象的だった。
監督も出演者もみんなすごかったんだけど、マイケル・ファスベンダーの悪役っぷりがすばらしく最低だった!(褒め言葉)

壮絶な経験のあとに、活動家となり黒人奴隷の救済地下組織の地下鉄道を支援したそう。
つまり、そこから南北戦争時代に救助され活躍したハリエット・タブマンにもつながっていくのかと思うと感慨深い…

この作品をどうしても映画化したかったブラッド・ピットが彼のプロダクションPlan Bとして作成しているんだけど、はじめ映画会社にはこんな作品エンターテイメントとして売れないからと断られまくって、最後の最後に彼の出演を条件に映画化することができたというエピソードもよい。
彼の出演には賛否あるけど、このエピソード知ったら批判できないよね。
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