Fisherman

それでも夜は明けるのFishermanのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
3.9
連続してアカデミー受賞作を。
北部で拉致され自由黒人から奴隷として売られた「ソロモン・ノーサップの12 Years A Slave」を元にした実話。
実話だけに淡々と南部白人の胸糞が続き、「夜が明けて」もスッキリ感は薄い。
ソロモンは良かったが、南部に残されたパッツィーを含む奴隷たちには解放宣言までは長く、知る由もない。
ソロモンが馬車で去る後ろでパッツィーが倒れるのが印象的。
このような黒歴史を映画化する意味は2度と繰り返さないという抑止が前提ではあるが、未だ狂った南部白人がいて違う感想を持つのも事実。
アメリカにはネイティブアメリカンの迫害もあり、中国の少数民族迫害を悪く言える立場にない。

あのスティーブ・マックイーンとは違うスティーブ・マックイーン監督。
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