ゆ

それでも夜は明けるのゆのネタバレレビュー・内容・結末

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

軽い気持ちで見てしまった事と黒人奴隷制度についてあまりに無知だった事を後悔した。
ストーリーがどうこうっていうより、こういう歴史があったんだっていう事を学ばせられた作品だった。
現代になってまた白人至上主義的な風潮をトランプ大統領が煽ってる感があって、黒人に対する警察の一方的な攻撃が問題になっているけど、その問題を少し遠巻きに見ていたけど、肌の色で差別される事があっては絶対にいけないと痛感した。

(そもそもの目的だった)カンバーバッチはちょっと偽善的な白人だった。全体的に偽善的な人はたくさん出てきた印象だけど、結局は我が身の保身に走って本当に救いを差し伸べてくれたのは大工さんだけだった。
それだけ世の風潮に逆らって弱者に寄り添うというのは難しい事なんだなあと。
生還できたのは数少ないと最後にテロップが出たけど、パッツィーはどうなったんだろう、、、
本当に深く考えさせられる作品だったし、自分の学びになる作品だった。
ゆ