だいご

それでも夜は明けるのだいごのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.2
とにかく当時あったこと、それほど遠くない昔に実際にあったことを真に迫る描写で描き出してる。
人間の意識はたかだか数百年では根本から変わらない。逆順さえ起きれば大半の人はたちまち本作におけるカンバーバッチの消極的善人程度がせいぜいだろう。
こういう映画が本当に必要だと思う一方で、これを見てアメリカの白人は何かそこはかとない優越感を持つ以外に感じるのだろうかという絶望的な思いもある。もちろん学ぶ人もいるだろうが、何にでも例外はあるわけで。
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