メリー・ポピンズの作者P. L. トラヴァースと、20年間映画化の許可を求め続けたウォルト・ディズニーの実話をもとにした映画。
強い思い入れがあるからこそ、自身のイメージを頑なに妥協ないP.L.トラヴァースと、その思いを理解できるからこそ映画化を諦めずに説得し続けるウォルト・ディズニーとそのスタッフたちそれぞれが、メリー・ポピンズという物語を大切に思っていることが伝わってくる。
メリー・ポピンズは、子どもの頃よく見た映画だったけれど、大人になってから見返していないなと気づいた。この映画を見たあとだとまた新しい目線で楽しめる気がする。
エンドロールで当時の生音声が聞けたことに、感動。
