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ウォルト・ディズニーの約束のsanyaaanのレビュー・感想・評価

4.2
【メリーポピンズへの想いが、十分に伝わって来ます】714

《感想》
原題:Saving Mr.Banks
原題の方が、本作の確信を突いている様な気がします。

原作者には並々ならぬ想いがある。
ウォルト・ディズニーに〝ミッキーマウス〟がある様に
パメラ・トラバースに〝メリーポピンズ〟がある。
ハリーポッターも同じでしょうが
皆さんにそれぞれの想いがあり、こだわりがあり、色々な葛藤を乗り越えて映画化されていると思うと胸が熱くなります。

メリーポピンズを観てからこの映画を見ると
なるほど!と思う所が沢山あります。
メリーポピンズの見方が良い方に変わって、もう一度その思いを抱きながら再鑑賞したいです。

きっと今までとは違う場面で涙が出るのでしょう。

過去の名作でも、この様な〝製作秘話〟を見せて頂けると違った見方ができ
その映画を2倍以上に楽しめる様な気がします。

〝2ペンス〟や〝凧〟の歌は素敵な歌なのですね。


《物語》
米ウォルト・ディズニーが、自社の映画製作の裏側を初めて描いた作品で、1964年の名作ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」の製作秘話をトム・ハンクス&エマ・トンプソン主演で映画化した。
ウォルト・ディズニーは娘が愛読している児童文学「メリー・ポピンズ」の映画化を熱望し、原作者パメラ・トラバースに打診するが、トラバースは首を縦に振らない。やがてイギリスからハリウッドへやってきたトラバースは、映画の製作者たちが提案する脚本のアイデアをことごとく却下。なぜトラバースは「メリー・ポピンズ」を頑なに守ろうとするのか。その答えが、幼い頃の彼女と父親との関係にあると知ったディズニーは、映画化実現の最後のチャンスをかけ、トラバースにある約束をする。
監督は「しあわせの隠れ場所」のジョン・リー・ハンコック。
(以上「映画.com」より)

監督
ジョン・リー・ハンコック
出演
トム・ハンクス(ウォルト・ディズニー)
エマ・トンプソン(P・L・トラバース)
ポール・ジアマッティ(ラルフ)
ジェイソン・シュワルツマン(リチャード・シャーマン)
ブラッドリー・ウィットフォード(ドン・ダグラディ)
ルース・ウィルソン(マーガレット・ゴフ)

《こんな話》
・メリーポピンズの映画化
・想い出

《関連する映画》
・メリーポピンズ
・しあわせの隠れ場所(監督ジョン・リー・ハンコック)
・ヴェノム(脚本ケリー・マーセル)
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