とぽとぽ

ウォルト・ディズニーの約束のとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.8
「彼らは家族」何よりこれは全て"父(と私)"についての物語、凧を上げよう♪だからか、ここにはボクが大人になりきれない大人で『メリー・ポピンズ』が好きな理由がつまってるみたい。見る前は原題の意味が分からなかった。「彼女はすべて」トラヴァース夫人、冒頭から何とも言えない胸騒ぎがする。前にも感じたような。トム・ハンクス×エマ・トンプソンにコリン・ファレルおまけにポール・ジャアマッティ&ジェイソン・シュワルツマンという最高にチャーミング全開すぎるキャスティング。トラヴァース夫人のキャラクターが最高に映画映えして魅力的な上に彼女の過去が見えてくるほどより素晴らしい人物となり共感せざるをえない。ファンタジーにはそこに至るまでに立ち直れるようなものじゃない傷とそれと向き合う膨大な時間あり、またあの日の自分自身を許す過程。だからこの魔法はこんなにも時が経っても廃れることはない。色んな姿が勝手に投影されていき自分の中でもダブっていき泣いた。僕たちはまたメリー・ポピンズという人物とこの作品をもっともーっと愛していくんだ。

梨「雨は生命をもたらす」「太陽もです」「紅茶をポットで」「メリー・ポピンズと呼ぶこと。軽薄なミュージカルなど論外よ」「メリー・ポピンズは歌いません。愚かな歌はお断り」"I love Mary Poppins." "Does it matter?" 「娘のために男は髭を剃らないと」スウォッシャ「スプーン一杯のお砂糖でどんな薬もへっちゃら」「またクビなの?」金「この世は幻に過ぎないんだよ。金なんか信じるな、苦しむことになる」"Mouse is a family."「人はみんな心に子供がいる」「あなたが言う通り美しい景色だわ」「ジェーンはどんなことでもできるのよ」亡くなったの「梨を落としちゃった」「人生はあなたを失望させた」"I have my own Mr. Banks"「あんな過去を思い出すことに疲れた。悲しい過去をそろそろ終わらせるべきでは?」想像力で悲しみを癒す"Enough."
TOMATOMETER79 AUDIENCE84
Critic Consensus: Aggressively likable and sentimental to a fault, Saving Mr. Bankspays tribute to the Disney legacy with excellent performances and sweet, high-spirited charm.
とぽとぽ

とぽとぽ