ぬる

ウォルト・ディズニーの約束のぬるのレビュー・感想・評価

3.2
ウォルトディズニーの約束ってタイトルからウォルトのドキュメンタリー映画か何かと思ってみたけど、『メリーポピンズ』の作者をどうやって口説き落としてミュージカル映画にしたかって話だった。

メリーポピンズを見てないので完全に順番間違えた。最初の方ひたすらよくわかんなくてハテナが頭の上に浮かんでた。

メリーポピンズを見てからもう一度見たいと思ってたんだけど、近くのTSUTAYAでは借りられたままで、まだ見られてない。

メリーポピンズの作者はめちゃくちゃ変人で、権利をとろうとするウォルト側はなんとか契約書にサインさせようとするんだけど、ぜーんぜんうまくいかず、、その背景には父親との過去の話が絡んでくる

ほんとクソな父親だなって!!
ただのアル中じゃねーか、、

でもそんなやつでも家族なんだもんなあ、気づいたら途中からすごい同情の気持ちが出て来た。

なんか画面の構成がめっちゃきれいだった。
背景のところにモノが置いてあったり。そのモノの意図もなんとなーく汲み取れる。昔話の描写も美しかった。

ただ人間関係が中途半端。
最初の方はウォルトが出てくる頻度が少なくて、ウォルトを悪役と思ってる感じがわかりにくいし、
タクシーの運転手にどうしてあそこまで心を開いたのかもよくわからなかったし、
なんでミッキーのぬいぐるみを抱きしめたのかも全然わからん。
実話に基づいたから仕方ないのか。

うまくいきかけてたけどペンギンがアニメーションでそんなのありえないわ!って憤慨した、その理由がよくわからず、いろいろと腑に落ちないところはあるけど、その他はふつーに面白い。
ぬる

ぬる