思ったより社会問題的要素が多くて考えてしまった。社会問題っていうか、黒人差別問題の歴史だけど。こんなに酷かったんだって。ほんの少しだけだと思うけど、昔のアメリカでの黒人差別の様子を垣間見ることが出来た。
簡単に言うと、感情を殺し白人に仕えて自分と家族を守る事と、危険を冒して人間としての権利を主張する息子との間で葛藤するセシルの人生を描いたものでした。
日本でもたまに人種差別的な事を言う人がいるけど、私は絶対にそっち側には行きたくないって思う。そっち側の人と完全に理解し合える事は無理かも
そんな事をふと考えさせられてしまった映画でした。
まあ、普通に最後ほろりと泣きました。