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大統領の執事の涙のpurplewhiteのネタバレレビュー・内容・結末

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーだとは思ってなかったので、観終わってみるとアメリカの歴史を違った目線で見ることができた思いで一杯。黒人差別について、抗議する側でしかあまり観てこなかったため、執事として主人公がその時代を生きてる様に心が動かされた。風のように、何も見ない、聞かないと言われてきた執事としての仕事。それとは反対に長男は時代の流れと共に必死に抗議。黒人差別に対し、異なる生き様が描かれていて印象的だった。はじめの10分のうちに主人公が大統領の執事までなって、その後どのように話が展開していくのかを想像するのが難しかったが、その後沈黙の中執事として訴える主人公の生き方にじわじわと心が動かされた。息子との再会で号泣。