実在したホワイトハウスの黒人執事の人生をモデルにしたドラマ。奴隷から大統領執事となり、7人の大統領に仕えた男の波乱に満ちた軌跡を追う。
名作。フォレスト・ガンプのように主人公の人生と黒人社会に対する差別や暴力等に苦しめられる様子を当時の大統領や主人公の家族などに照らし合わせ脚色もあるものの、時系列などをもわかりやすくしっかりしたストーリーで構成されてとても勉強になった。
物語で1番印象的だったシーンは長年執事として働いてた中で初めて夫婦で大統領から晩餐会に招待されるが、それが本心ではなくカタチだけであり中身がないと悟る部分が印象的であった。しかしそれが後に大きな意味を持つ事になり、その時は思わず感動した。
PS
邦題タイトルの「の涙」まではいらない蛇足と言える。