ナホ

大統領の執事の涙のナホのレビュー・感想・評価

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
3.5
想像より、重いストーリーだった。
政治的な背景を詰め込もうとして、いささか展開が早い。
大統領暗殺、キング牧師暗殺、と忙しい。

セシル(映画の中の発音は「スセル」と聞こえるのは私だけ?)の生い立ちを知る限り、執事であり続けて欲しいと思ってしまうが、
最終的には長男とあのように和解できて、良かった。
もはやオバマ政権ではないだけに、ラストシーンを観ると超複雑な気持ち。
モデルになった本人が、今のアメリカの政治をどう思っているんだろー。

ナチスがやったことと、アメリカが、黒人に対してやってきたことは同じで、200年も続いたのだと。
勉強になりました。
ナホ

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