家族や仲間の犠牲を出さないために
静かに、でも芯は強く
白人大統領に支える執事という仕事を
全うする黒人の父親と、
ココロに正直に、黒人の人権を
取り戻すべく行動にうつす息子。
信じ続ける妻。
どちらも間違ってない。
ひとつ分かったことは、
ありえないレベルでの
差別をしている人たちは、
それが当たり前、正義と思っていて
ひどいことだとも認識していないこと。
もし同じことを自分がされたら?
自分の大切な人がされたら?
そんなこと思いもしない人たち。
「だって黒人だから。」
その一言で、殺すことさえ
できてしまう人たち。
世の中に溢れてる
非人道的なことを
平気でする人たちも同じ。
その人たちは
黒人差別する白人はひどい、と
言いながら
自分たちも無意識に
同じことを周りにしている。