このレビューはネタバレを含みます
アメリカは自国の歴史の暗部にずっと目を背けてきたって言うナレーションが印象深かった。これを題材に映画が制作されて世界に向けてアメリカの作品として公開しているのって奇跡に近いんだろうな。
個人的にはお父さんの生き方もお兄さんの生き方も肯定できる。どちらもその時代の現実と戦っていてカッコいい。特にお父さんがデモに参加したシーンは時代に合わせて変化する事の勇気とかも感じたけど、お父さんの時代があって少しずつだけど確実に自由が開ていった時代の変化が感じられてよかった。
インターネットとかSNSが発展して狭い世界になって問題が見つけられやすくなった今もまだ根絶はされていなくて、変化って難しい事なんだなってつくづく思った。