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大統領の執事の涙のchiguruのネタバレレビュー・内容・結末

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

自分がいかに無知で差別のない環境にいるのかがわかった。
ホームステイ先の人が黒人夫婦だったんだけど、その時ですら自分たちは仕事を選ぶことができない、それについてどう思う?って聞かれて何も答えられなかった。今でも何も言えないと思う。いけないこと、悲しいこと、人権について勉強してきたとはいえ、こんなに人権がないとは思ってもなかった。現在のドラマでも黒人はメイド、ハウスキーパー?、白人がオーナーの描写があるのは変わってないんだなと思った。
お父さんと息子のそれぞれの思い、意見、考えが違うのもわかるし、それぞれの立場で行動を起こして息子に対してなんで?と思うこともあったが、そういう行動こそが未来を変えることになるんだと思った。白人が黒人に対する奴隷やお店やバスでの席のことなど、人と思ってない考え方が今では口に出して行動することができても、昔では逮捕に繋がるんだなと思った。
知っているようで全然知らなかった。勉強になることが多かったので、知識があるないにしろ一度は観て欲しい映画。
オバマ大統領がいかに凄いのか、すごかったのかを改めて知ることができた。いい映画、いい機会だった。
目を背けたくなるシーンもあった、自分も日本人としてできること、直接繋がらなくとも行動していきたい
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