MASARUの痛風は経過観察

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のMASARUの痛風は経過観察のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは、観終わった後隣の人と握手です。

<追加メモ>

今作を観る前に、旧3部作を見直したら、
自分がおっさんになったせいか、
若者の弾けるフレッシュさが印象に残った。
新作もそうなればいいなーと思って観たら(JJそういうの得意そうだし)、実際そうなってて嬉しかった。
あと、JJは王様のブランチのインタビューで、旧作のことを「負け犬たちの話し」と言っていた。
新作もそういうのやろうよ、と思っていたら、実際そうなってて嬉しかった。
ゴミ拾い、脱走兵、才能のない2代目、ってだけでいいじゃないか。

オールドファンも必ず満足できるようなものだった。それは、いわゆるファン心理をくすぐる「目配せ的なもの」とは次元の違う、
「ああ、あの世界がずっと続いてたんだぁ」と心底思えるものだった。
世界観の作り込み方が尋常じゃなかった。
と同時にフレッシュなキャストが元気よく動き回っているのを見て、何か新しいものが始まってる感もすごくあった。

だから、序盤の墜落したスターデストロイヤーをバックにレイがスモールビークルで横切るシーンを、IMAXの大画面で観た日にゃー、、、
ちょっと味わったことのない感情が立ち上がってきた。
その後も、古いものと新しいものが同時に映し出される度に感動した。
序盤にポーとフィンがタイファイターに、
(ポーの「一度操縦してみたかった」ってセリフが最高。てかポーは全編かっけーな)
レイとフィンがミレニアム・ファルコンに乗るシーンがあるんだけど、
そこ、結構泣いた。

演出がほんとうに気がきいていた。
ミレニアム・ファルコンの登場シーンとかすごくない?
「オンボロ船でいいいわ」からのカメラターン!!!
で鳥肌立ちまくった。
あとさー、クライマックスでさー、太陽が曇ってレンに光が当たらなくなると、、、の流れ!
JJお馴染みの、ざっくりしたスペクタルが繊細な演出に繋がっていて、素直にJJすごいと思った。

敵のラスボスがクソでかかった。
男塾の大豪院邪鬼ぐらいでかかった。
ホログラムでなく実寸があれくらいならいいのにと思った。